株式会社COZY

桜井孝太郎選手 GPテスト模様(プレスリリース)

2010.10.18

PRESS RELEASE
2010年10月17日
桜井孝太郎選手、日本人として初めてGP3テストに参加。
エストリル合同テストで史上最年少GP3デビュー!

日本人最年少BMWスカラシップドライバー、16歳の桜井孝太郎(さくらいこうたろう)選手が、10月13日~15日にポルトガル、エストリル・サーキットで開催されたGP3合同テストに、本年度ドライバー&チームランキング共にシリーズ2位の『ステイタスGP』から参加しました。
GP3は、GP2へのステップアップカテゴリーとして今年から始まった新しいシリーズです。ダラーラ製シャシー、ルノー製280馬力2リッター・ターボエンジン、ピレリタイヤのワンメイクレースとして、すべてのレースがF1グランプリのサポートイベントとして開催されています。本年度のチャンピオンは、すでに発表されているとおり、BMWザウバーF1チームのサード&テストドライバーへとステップアップを果たします。
F3よりパワーがあり、注目度の高いレースとして、ヨーロッパでは急激に人気を集めているカテゴリーです。
今回は全10チーム、30台のマシンが3日間に渡って合同テストを実施。GP3のレギュラーメンバーに交じって、多くのF3ドライバーやフォーミュラ・ルノーのチャンピオン、フォーミュラBMWユーロシリーズのチャンピオンも参加。その強豪に交じって、桜井孝太郎選手は日本人唯一、そして最年少でのGP3テスト参加を果たしました。

●桜井孝太郎選手のコメント
「ランキング2位のステイタスGPから声をかけていただいて、GP3のテストに参加できたことは、本当に光栄だと思っています。7月の夏休みにイギリスに渡って、3週間ほどフォーミュラ・フォード、フォーミュラBMWユーロシリーズ、イギリスF3、FIA-F2、そしてGP3を視察したのですが、その中で一番興味があったカテゴリーがGP3でした。
初めて乗ったGP3のマシンは、フォーミュラBMWに比べて2倍近いパワーがあるので驚きましたし、ワールド・シリーズ・バイ・ルノーのマシンよりも強大なダウンフォースが出ていると聞いてびっくりしました。
初日はマシンとコースに慣れることに専念し、首の筋肉を痛めないように慎重に走りました。チームも16歳という僕の年齢を配慮してか、エンジニアやドライビングコーチを始め、全員がつきっきりで応援してくれました。初日はチームメイトのクリステンセン選手と約3秒差。2日目は2秒差、そして最終日は1秒差まで縮められました。チームの設定した目標タイムより1秒5以上速く走れたので、高い評価をいただきました。
GP3のマシンは、フォーミュラBMWに比べると、かなり荒っぽい言い方ですが、カートに近い感覚です。速い速度域からダウンフォースをしっかり効かせて、急激な減速と素早い姿勢変化でクィックにまわる感覚は、まるでカートそのものでした。ターボ・エンジンは想像していたものと違って、あるポイントから唐突にドカンとパワーが出てくるので戸惑いましたが、慣れれば大丈夫です。心配していた首は全然平気でしたが、むしろ肩や腕、胸といった筋肉への負荷がすごくて、上のカテゴリーを目指すのならば、もっともっとハードにトレーニングしなければと思いました。
来年に関しては、今回のテスト以外にも、ドイツF3やフォーミュラ・ルノー、フォーミュラ・アバルトのテストにお誘いを受けていますし、まだ白紙の状態です。これから、マネージャーとよく話し合って決めていきたいと思います。まずはその前に、目前に迫った初の母国レース、岡山国際サーキットでのフォーミュラBMWのレースで初勝利を目指して頑張りますので、応援よろしくお願いします」